衣替えのアレルギー症状に注意!危険なアレルギー症状の原因と対処法
2016/05/10
衣替えをした後に「身体がかゆくなった」「くしゃみが止まらなくなった」等の症状が発生してしまう人がいます。
これは、ハウスダストなどが原因のアレルギー症状です。
そこで今回は、衣替えの際に起こるアレルギー症状の原因と対処方についてご説明したいと思います。
アレルギー症状の主な原因
衣替えの時に起こるアレルギー症状の原因はほとんどがハウスダストです。
ハウスダストの発生源は大きく分けて三つあります。
外から侵入してくる、「花粉」や「排気ガス」、「砂ホコリ」
空気中にある、「カビの胞子」や「ダニの死骸」
家から発生する「服や布団から出る綿ボコリ」「髪の毛、フケ」や「食べ物のゴミ」「ペットの抜け毛」
このようにアレルギー症状の原因であるハウスダストはあらゆる所に潜んでいます。
でもなぜ、衣替えの時に症状がでてしまうのでしょうか?
次はその辺について説明したいと思います。
普段は大丈夫なのに衣替えの時だけ症状がでる理由
ずっと収納していた衣類には大量のダニやダニの死骸、カビの胞子が発生している可能性があります。
衣替えの時に不用意に片づけをしていると、そういったハウスダストが一気に放出される事に。
一気に放出されたハウスダストが原因で抗体が反応し症状が悪化してしまいます。
生活している分にはぜんぜん平気だったとしてもたまったアレルギー物質が一気にでれば、今までアレルギー症状がでなかった人も症状がでる恐れがあるので気を付けるようにして下さい。
アレルギーがでないようにする対処法
専用マスク着用
近年販売されてるマスクはハウスダストの侵入を大幅にブロックしてくれる物ばかり。
アレルギー用の微細なホコリも取り除く専用マスクを着用する事でほとんど気にせず掃除ができるようになります。
収納前、収納後に洗濯、天日干し
かなり面倒ですが、収納前と収納後に洗濯をする事で少しはハウスダストの発生を抑える事ができます。
また洗濯をしたからといってすべてのダニを除去できるわけではありません。
気になる方は収納後に天日干しをすることでしっかりダニを除去できるようになります。
スチームアイロンでダニを除去
洗濯して天日干しをしたとしてもすべてのダニを除去できるわけではありません。
それに収納後に着ていない服を天日干しするのってかなり面倒。
そんな方におすすめなのが、スチームアイロンです。
ダニは熱に弱いので、しっかりアイロンをかけるとバッチリ。
スーツのジャケットなどアイロンをかけられない物は、スチーム機能でたっぷり熱を浴びせておきましょう。
布団は掃除機をかける
収納前にクリーニングに出す人はいますが、収納後の使い始める前にクリーニングに出す人はあまりいません。
しかし、しまっている間にもダニなどのハウスダストの原因は増えています。
できれば使う前にもクリーニングに出した方が良いんですが、簡易的な方法として掃除機をかけて対処する事も。
掃除機をかけるコツはゆっくりと一定の方向に動かして吸い取る事です。
力強くゴシゴシと掃除機をかけてもダニは取りにくく布団が傷むだけなので、ゆっくりかけるようにしましょう。